今回私たちはニュージーランドの上にある南太平洋の島、フィジー共和国に行ってきました。
フィジーは約330もの島があり、空港がある島(Nadi)から私たちが滞在した島(Malolo)まで行く船からもたくさんの島がありました。
山に登って上から見渡しただけでもたくさんの島が見渡せます。
多くの島が珊瑚もしくは火山からなる島で、大小様々な島があります。
しかし、地球温暖化による海面上昇により無くなってしまいそうな島があることを、地元の人は心配していました。
その他にも、
外国人が土地を買いリゾートを立てるために木を切りすぎてしまうこと
川に流れてくる化学物質や生活汚染でマングローブなどの土地が弱ってくること
珊瑚がなくなり岸に魚がいなくなること、
この心配事を聞き、山、川、海、植物、魚が繋がっていることを強く感じました。
そこで地元の人たちの改善策はマングローブや木を増やすことを重点的に行っているそうです。このようにまだまだ細いマングローブから立派なものまで身近にたくさんあります。
また、海中写真は水深150cmぐらいのところで、浅瀬で生き残っている珊瑚にはたくさんの魚が寄ってきていました。
日本でも体感している地球温暖化は、海面上昇、浸食、珊瑚の腐敗、植物の腐敗、魚の減少などすべての問題に繋がっていることを、小さな島々からなるフィジーではより身近に感じました。
青い海と澄んだ空気に囲まれているこの島を思い出して、日々の生活で自然を大切にして行きたいと思います。
今回色々なことを教えてくれたホテルの従業員、シェフ、フィジーの皆さんありがとうございました!