今回私たちはハワイのオアフ島を訪れました。
ハワイは日本よりも先に紙ストローの利用やオーガニック商品の使用が始まっていたため、サスティナブルでエコな暮らしが進んでいると思っていたのですが、私たちの肌間では「もしかしたら今は日本の方が進んでいるかも?」という結論になりました。
半分以上の時間をハワイで暮らしているエミリとジュリや、地元の方々と話してみると、SDGsが日本よりも劣っている点が見えてきました。
- 公立中学校に通っている14歳の男の子はSDGsを聞いたことがない。学校で習わない。
- ハワイの海は綺麗に見えるけれど、一部の海には排水が多く流れていて肌が弱い子は痒くなってしまう日もある。
- ゴミの分別は大きく3種類でリサイクル、段ボール、一般ゴミのみ。
- ホームレスが多い。
- 公共交通機関を使う人が少ない。
まず、驚くことに、ハワイの中学生は学校でSDGsを習うこともなく、耳にしたことがないと言っていました。エコやオーガニックに関しては生活の中で関わることがあるため彼らにも知識はありますが、SDGsに関しては全く知りませんでした。
ホームレスに関しては、コロナにより一層増えたそうです。ビーチでも道でも本当に多くの人が寝ていたり、テントを張っている姿を目にしました。
公共交通機関に関しては、Tabbieもインタビューで言っていたように日本には見習う点があるそうです。
しかしハワイでは、電気自動車を持っている人を日本よりもたくさん見かけました。
また、日本よりも多く見かけたものとしてソーラーパネルのお家がたくさんありました。
ハワイではソーラーパネルを使うと約3割ほど電気代が安くなるそうです。
その他にもハワイの方がSDGsに取り組んでいる事としては、珊瑚や海のリーフ(岩)を傷つけてしまう成分が入っている日焼け止めの販売禁止や、記事にもしたオーシャンフレンドリーレストランへの取り組みなどがあります。
やはりハワイはエコに関しての知識や取り組みは多い様に思います。しかし、SDGsを知っている人の数は日本の方が多い様に感じます。
私たちが日常生活では感じ取れない様々なSDGsへの動きがあると思いますが、ハワイは法律により一気に流れを加速する傾向があり、日本はみんなで知識をつけて大きな流れを一気に作るような傾向にあると思います。
どちらが良い悪いということではなく、世界中が手探りでやっているSDGsを、それぞれの文化を守りながら、またその文化や歴史を活かして得意なとこから取り組むことの大切さを感じました。
それにしても、日本は意外とSDGsの認知度が高いのかも!?
Thank you! Mahalo!