人の行き来が制限されている海岸。だからこそ守られることもある。やり方ではなく結果でSDGsの実現に近づくこともできると感じた旅

LOCAL LIFEGUARD INTERVIEW + SUMMARY ライフガードへのインタビューとまとめ

今回私たちはニカラグアとコスタリカの国境から車で1時間ほどの、Hacienda地域にあるPlaya coloradoという海岸付近に滞在しました。
ニカラグアは内戦や災害によりアメリカ大陸の中で2番目に貧しい国と言われています。治安もあまり良く無いと聞いていたのですが、海岸線沿いへ行くためにはゲートで身分証明書を提示が必要だったり、セキュリティが厳しい場所がいくつかありました。

海岸に入るためにはセキュリティチェックが必要とされていることが多く、整備されている海岸が多かったです。
リゾートの様にもなっていて地元の人よりも飛行機の直行便で来れるアメリカ人が多く、家もアメリカ人の別荘の様な家が多かったです。
しかし、私たちは地元の人にインタビューをしたかったので、Playa Coroladoで週末にライフガードをしている男性に協力してもらいました。

場所: Playa Corolado, Hacienda Iguana
対象者: ライフガードをしている29歳男性

Q1、どうしてPlaya Coroladoの海はゴミが落ちてないの?

A1、ここは整備されているし、ここの海岸に住んでいる人はゴミを海に捨てないよ。

Q2、ここの地域だけではなく、ニカラグア全体で川とか海にゴミを捨てる人はいる?

A2、いる。街にはたくさんいる。

Q3、海をきれいにするために何かしていることはある?

A3、ビーチクリーンをしている。大雨のあとはたくさんゴミが流れてくることがある。

Q4、SDGsを知ってる?

A4、知らない。この表はゲーム?

今までサスティナブルサーチをした国では、海岸にゴミ箱があるからゴミが少ないということを法則のように感じていましたが、ここではゴミ箱がほとんどないのにゴミも落ちていませんでした。しかしそれは、この海岸がセキュリティが厳しく、多くの人が自由に訪れることができないため、守られているという事も一つの理由の様でした。

街へ行く機会は少なかったのですが、ニカラグアでは牛や豚が自由に歩いていました。

多分飼われている牛や豚だと思うのですが、動物がすごく自由に過ごしている印象を受けました。

牛が堂々とお散歩している姿もよく見かけました。

最終的にこの牛や豚を私たち人間が食べてしまうのかもしれないけれど、この様な光景が生活の近くにあることで、食への感謝の気持ちを改めて考えるきっかけとなりました。

先進国で問題となっているフードロスが無くせる行動を考えていきたいです。

また、SDGsに関してはニカラグアでも知っている人が少なかったです。ニカラグアの波に魅了され移住してきたアメリカ人に聞いた話では、富裕層では知っている人がいると言っていました。

世界みんなで取り組んでいきたいSDGsですが、どの様にみんなで取り組んでいけるのか、SDGsを浸透させることができるのかも大きな課題だと感じました。

様々なことを教えてくれたニカラグア、ありがとう!

Gracias!