私たちはハワイで美味しい食事を楽しみながら、SDGsを意識することはできないかと考え、”OCEAN FRIENDLY RESTAURANT(オーシャンフレンドリーレストラン)”というプログラムがあることを知りました。
OCEAN FRIENDLY RESTAURANTとは環境保護活動を行っているNPO SURFRIDER FOUNDATION(インタビュー記事のTabbieも関わっていた!)が定めた海洋環境保全のための様々な基準をクリアしたレストランのことです。
例えば、
- プラスチックボトルの飲み物を販売しない
- 店内での食事は再利用可能な食器で提供
- 食品廃棄物削減に努めている
など、合計15個ほどの基準がありそのうち10個クリアしていると認められます。
私たちはオーシャンフレンドリーレストランのインスタグラムアカウント@ofrhawaiiから ”High way inn”というハワイアンフードのお店を選びました。
味は抜群に美味しく、店内で食事をする分には特に環境に配慮しているということを強く感じることはありませんでした。飲み物にストローがついてこないことぐらいです。
ただ、持ち帰りの食事を頼む所に行ってみるとこんな貼り紙がありました。
「使い捨てのフォークなどはリクエストがあった時のみ!」というもの。
SURFRIDER FOUNDATIONが定める基準だけではなく、ハワイ州では使い捨てのプラスチック製食器の提供が法律で禁止されています。
食事が入ってくるコンテナも環境に配慮したものになっていました。
「認定された堆肥化可能な植物繊維は90日で土壌に変わります」と書かれています。
今回実際食事をしてみて、店内での食事もテイクアウトの食事も不便はありませんでした。環境に配慮している場所や物だと価格が高いことも多いと思うのですが、もともとあったレストランがこのプログラムに参加しているという形なので以前と価格も変わらずに提供してくれています。
海を守れる気持ちがプラスされてより一層おいしく楽しい食事にすることができ、体にも環境にも良いレストランでした。
日本にもこのようなプログラムが広がっていっても面白いのかな〜!