私たちはクルイでサーフィンを楽しんだ後にビーチを歩いていたら、地元の高校に通う6人の女の子と出会いました。
彼女たちから「Hi!」と手を振ってくれたことをきっかけに友達になり、翌日にはジュリが弾くウクレレに合わせて彼女たちが好きなインドネシアの歌を歌ってくれました。
私たちはクルイの海や街を歩いていて海の中や砂浜にゴミが多いことと、私たちの滞在場所含めシャワーや蛇口に水しかないことが気になり、SDGsのことを含めインタビューをしてみました。
場所: Pantai labuhan jukung Krui, INDONESIA
対象者: クルイに住んでいる6人の高校生
Q1、海のどんなところが好き?
A1、海はすごく綺麗で、ここにくると落ち着くところ。
Q2、私たちはインドネシアはとても美しい場所だと思っていて、私たちもあなたたちも海が好きだよね。 でも私たちはゴミやプラスチックがビーチにあることに気がついたんだけれど、みんなはそれをどう思ってる?
ビーチクリーンとかゴミを減らすためにしていることはある?
A2、私たちは時々海のゴミを拾う。でも私たちの街はゴミ箱がないから、みんなゴミをどこに捨てたらいいかよく分からない。
Q3、温水シャワーと水シャワーどっちを浴びる?
A3、ほとんど水シャワーを浴びる。風邪を引いたり病気になると寒くなるから、その時は温水シャワーを浴びるよ。
Q4、水シャワーに満足してる?
A4、うん、ここは暑い気候だから水シャワーの方が好き。
Q5、節水とか考えたりする?
A5、時々。でもインドネシアはたくさん雨が降ってどの場所にも河があるから水の供給はたくさんできてる。
Q6、SDGsを知ってる?サステナビリティーって聞いたことある?(マークも見せる)
A6、知らない。見たこともない!
以上、簡単なインタビューをさせてもらっただけでも、私たちには驚きがたくさんありました。
ゴミ箱があること、お湯シャワーを浴びること、SDGsは世界中で目にするものであると、私たちは当たり前に思っていましたがそれは全然違うことを知りました。
温水シャワーよりも水シャワーを好んでいて、エアコンのある部屋よりも海風と木陰でおしゃべりする事が放課後の日課となっている彼女たちのライフスタイルは、シンプルで、便利なものが溢れている世界よりも自然の力をうまく使って共存しているように見えました。
彼女たちはSDGsという言葉を知らなかったけれど、自然の力を体で感じることがSDGsを目指す大切な一歩でもあるのではないかと学びました。
また、彼女たちには私たちとの出会いが「世界中でSDGsという取り組みをやっているんだ」ということを学ぶきっかけになってくれることを願い日焼け止めをプレゼントしました。
今回プレゼントした日焼け止めは、アメリカの日焼け止め会社SUNBUMから提供していただきました。
この日焼け止めは、化学物質を含まないため人体や珊瑚に悪影響を与えない、動物実験をしないため動物に悪影響を与えないなど、環境と人体に配慮した日焼け止めです。
詳しくは https://www.sunbum.com
「日焼け止めひとつでも様々な影響がある」ということを彼女たちに伝えました。
彼女たちも普段から日焼け止めを使うそうで、特に「人の体にも優しい成分でお肌にも優しい」ということに一番興味を持っていました。彼女たちの喜びと学びに繋がってくれると嬉しいです。
ちなみに、今回私たちの絆が深まったきっかけは歌の影響が大きくありました。
歌で仲良くなって、自分たちが暮らす地球のことを考える。
こんな素敵なことができる世界がずっと続きますように。
第1弾、クルイでの女子高生にしたインタビューレポートでした。
TERIMA KASIH!
おまけ
彼女たちとは三日連続おしゃべりをするほど仲良くなり、クルイで有名なお菓子を私たちにプレゼントしてくれました。まるで日焼け止めとお菓子のプレゼント交換になってました。
最後はまさかの彼女たちからギャルピースの要求!日本の文化がこんなところに浸透しているとは。
仲良くしてくれて本当にありがとう!