私たちが今回ニカラグアでやりたかったことの一つは、地元の小学校を訪問することです。
日本とは全く違う環境であろうニカラグアの小学校はどの様なところなのか、自分自身のSDGsに貢献できる活動を増やすためにも現状を学び、また、素晴らしい海岸がたくさんある国だからこそ海を大切にすることの必要さを伝えたいと思いました。
訪問した学校は、滞在中に毎日サーフィンの練習をしていた海から自転車で10分ほどのところにある小さな学校です。
教室は2部屋のみでクラスは6歳〜10歳、10歳〜12歳で、各クラス15〜20人ほどです。
私たちは授業中に10分ほど時間をもらい、SDGsの説明、その中の14番「海の豊かさを守ろう」というものがあるということを伝えました。
また、ニカラグア渡航前にアメリカの日焼け止め会社Sunbumに日焼け止めのサンプルの提供をお願いし、全生徒と先生にプレゼントをしました。
この日焼け止めはサンゴ礁や海洋生物を傷つけてしまう化学物質が入っていないものです。
これをプレゼントすることによって、「日焼け止めや化粧品には、化学物質によって海を壊してしまうものがある」「使うときに自分がどちらのものを選ぶか選択肢がある」ということを覚えてもらえたら嬉しいです。
美しい海岸がたくさんある国の子どもたちだからこそ、一刻も早く海を大切にできる行動を心がけられるよう、私たちの訪問がそのきっかけになってくれることを願っています。
また、この学校訪問を通して私たちはSDGsの1番「貧困を無くそう」を痛感しました。ニカラグアはアメリカ大陸で2番目に貧しい国とも言われていて、この学校は最近までトイレが無く、家にトイレが無いこともまだまだあるそうです。
このような環境の子どもたちが必要としている事も、この子たちができる事も、その両方がSDGsの項目にあると思います。
今回3 Riding Oceanで初めて学校を訪問してみて、自分たちができること、また現状を知る大切さの両方を感じ、たくさんの収穫がありました。 今後もトリップ先でこのような活動を続け、3Riding Oceanとその土地でgive&takeのような学びの活動を続けていきたいです。
突然の訪問だったけれど、みんなちゃんと話を聞いてくれて、「gracias!」と日焼け止めを嬉しそうに受け取ってくれてありがとう！
ニカラグアの素晴らしい海岸線を大切にしてね！
Gracias!